王立劇場

「ロボット・モンスター」
DVD発売中

「ロボット・モンスター」DVD発売中

「恐竜と隣人のポルカ」
DVD発売中

「恐竜と隣人のポルカ」DVD発売中

「王立新喜劇 コーポからほり303 」
DVD予約受付中

「王立新喜劇 コーポからほり303 」DVD発売中


ads by laffblo

ads by laffblo

2012年5月

    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

« 香港・マカオをひろぐ旅〜第2章 憧れのスポーツブック | メイン | 香港・マカオをひろぐ旅〜第四章 歩け香港!  »

2012年1月30日 (月)

香港・マカオをひろぐ旅〜第3章 歩けマカオ半島!

「マカオ」に到着して3日目!
旧正月の元旦から既に3日が過ぎていたので
到着時にはシャッター街だった「香港」も
そろそろお店が開き始めているだろう!
「ホテル・ロイヤル」のチェックアウトを済ませた我々のその日の予定は
「マカオ」からフェリーに1時間ほど乗って
「香港」に渡るという事だけだった!

特にルールの厳しい団体ツアーに参加したわけでもないし
「マカオ」から「香港」に渡るフェリーは
深夜まで30分おきに出航している!
ならば「カミさん」と私は
気の済むまで「マカオ」を散歩しよう!
という企画に挑むことで合意した!
さっそく飛び出した我々は
ホテル前の広場に立ち入ってみた!
その中央に建てられた胸像に目をやると
かの「ポルトガル」の航海王
「バスコ・ダ・ガマ」でいらっしゃった!
どうせ道に迷うであろう散歩の無事を
「ガマやん」に祈って我々は出発したのであった!

Dvc00027

いっぱい歩くからにはまず朝食が欠かせない!
日本では古来より
”飲んだ後のラーメンはおいしい”
ということわざがしばしば語られるが
私はそのことわざを用いる事がない!
なぜならラーメンたるもの
飲んだ後でも前でもいつだっておいしいからだ!
だからもちろん朝食で食べてもおいしいのだ!
「マカオ」の食堂で朝食セットを頼むと
ラーメンとサンドイッチという
愉快な組み合わせの物が運ばれて来た!

Dvc00051

日本で朝からこれを食べるのはおばかさんだが
「マカオ」ではそうでもないらしい!
なんとも素敵な国だ!

Dvc00050

「広東語」では「サンドイッチ」という食べ物を
「三文治」と表記する!
読み方は「サンモンチー」みたいな発音だが
私はそのまま日本語読みで「さんもんじ」と呼んでいた!
”柳家小三治の弟子にそんな落語家がいたかもしれない”
と思わせる「三文治」という言葉を
私はたいそう気に入った!
なんだか小さい子供が「サンドイッチ」と言えなくて
言いやすいように適当に言っているみたいで
どうにもかわいらしい!
まぁきっと由来もそういう事なのだろう!
義弟「クスミヒデオ」は幼い頃
「スパゲッティ」と言えなくて
「スカペッチー」と呼んでいたらしい!
そのため我が家では今もイタリア産麺類を総称して
「スカペッチー」と呼んでいる!
今後は新たに「三文治」が
我が家の食卓用語に加わりそうだ!

「マカオ」という小さな国(厳密には中国特別行政区)は
いくつかの島によって構成されており
我々が滞在していた「マカオ半島」の面積は
わずかに8.5k㎡!
これは私が住む「大阪市」で言うと
「城東区(じょうとうく)」とほぼ同じ面積である!
つまり「蒲生(がもう)四丁目」のビジネスホテルから出発して
「大阪城公園」を目指して歩いていたら
「森ノ宮」でうっかり国境を越えてしまった!
といった具合の小国ぶりだ!
(うまく例えられたかどうかは不明!)
そもそも歩く事が大好きな我々ならば
簡単に一国を歩き尽くす事が可能というわけである!
そんなわけでたいした地図も持たず
「ガマやん」の冒険心だけを道しるべに
なんだこれは?
どこだここは?
と首をひねりながら「マカオ」の複雑な細道を歩いていると
ずいぶん簡単に道に迷った!
方向感覚の鋭い「カミさん」なはずなのに
「歩道の模様」ばかりを見て歩いていた事も原因の一つと考えられる!

迷った末にふと見上げると
丘の上に灯台が見えた!
頭の中に「ガマやん」の声が聞こえた!
「道に迷った時には坂を下ってはいけないケロ!
 登山にしてもあわてて下ろうとすれば
 更に道に迷う事になるケロ!
 こういう時にはまず高いところにぴょこんと登って
 自分がいる位置を確認するのが大切だケロ!」
いつしか「ガマやん」は”かえるキャラ”になっていたが
おっしゃる事はごもっともだケロ!
さっそく灯台を目指して我々は坂を登り続けた!
そして理想通りの場所に到着!

Sany0146

それは「マカオ半島」でもっとも高地に建てられた
「ギア灯台」だった!

Sany0143

「ギア灯台」のある場所は「ギア要塞」と呼ばれている!
かつては「ポルトガル」軍の砲撃基地だったこの要塞からは
その軍事的用途上「マカオ」の全てを見下ろす事ができる!
晴れていれば中国大陸も見えるのだそうだ!
憎き「マンチェスター・ユナイテッド」のショップに向けて
砲撃を命じたのだが
玉は出なかった!

Sany0151

そう言えば「ギア要塞」への坂道を登る際に
変にひょろ長くカットされた植え込みを目にした!
どういう美的感覚でもって
あんな”へんてこひょろ長植え込みカット”を施したのだろう?
と不審に思いながら横を通って登ったのだが
帰りの下り道でその意味が理解できた!
「今年の干支」でおわしましたよ!

Sany0158

「ギア要塞」から現在位置を確認した我々は
到着した晩に訪れた「セナド広場」に向かった!
夜の電飾いっぱいな「セナド広場」も素敵だったが
昼間に見るのもまたすごかった!
「ポルトガル」を漢字表記すると
「葡萄牙」と書くそうだが
だとすればそこはまさに
「半葡半中」な不思議な世界だった!

Dvc00040

スポーツ用品店が開いていたので
ちょいと立ち寄ってみた!
当然大好きな「サッカー・ユニフォーム」を物色したのだが
やはりイギリスの「プレミア・リーグ」所属チームの物が多かった!
しかしそんな中!
メインスポンサーが日本企業のパナソニックなのにも関わらず
どうにも見慣れない「ユニフォーム」を発見した!
聞けば「香港」のプロ・サッカーリーグに所属するチーム
「南華(ナンファ)」の「ユニフォーム」だと言う!
値段も1枚3500円ほど!
「カジノ」のおかげで
”お金のなくならないポケット”を持っていた私は
是非とも1枚購入したいと考えたのだが
3色あるうち
どれがホームでどれがアウェイでどれがサードの「ユニフォーム」なのか
店員の誰もが知らないと言う!
いや!
それ以前に「ホーム」「アウェイ」「サード」の意味が
わからないと言う!

"Which is home?(どれがホーム?)"

と尋ねても
「あなたのホームはジャパンですか?」
みたいなおたんちん質問が容赦なく返される!
どこのお馬鹿な観光客が
スポーツ用品店に入って自分の国籍を尋ねると言うのか!

"Okay forget it!
I'll take all of them!
Do you have bigger size for me?"
(「もういいわかったよ!
  全種類買うから!
  だから私用の大きなサイズを用意しておくれ!」)

そうお願いするも
しばし待たされた挙げ句にSサイズしか無いのだと言う!
XLな私には無用の小物だ!
結局泣く泣くあきらめて
写真だけを撮影させてもらったのであった!
しかしこの「ユニフォーム」と「南華(ナンファ)」というチームが
後の私にたいそうなひろぎをもたらすのである!

Dvc00033

たまたま出くわした「マンダリンズ・ハウス」は
中国の有名な思想家が住んでいたという大豪邸跡!
最近まで廃墟状態だったものを
政府が8年間かけて修復し
現在では入場無料で見学できる!
しかしその入場門での事!
窓口の女子職員に呼び止められ
どこの国から来たのかを尋ねられた!
「日本ですよ!」
と言うと
問題なく笑顔で”どうぞ”と通してもらえたのだが
ひょっとしたらどこか違う国名を言うと
”入らんでいただきたい!”
と叱られるのかもしれない!
帰国してからインターネットで調べてみるも
その回答は得られなかった!
どなたかご存知の方がいらっしゃったら教えて下さい!

Dvc00055

我が家から「えべっさん」までを往復すれば8kmはある!
そんな距離を足で記憶している我々は
自分達が既に「マカオ」の街を
10km以上歩き回っている事を理解していた!
こいつぁさすがに疲れたねぇ!
といった事を
お気に入りの「ポルトガル」料理店
「Boa Mesa」
にて夕食を取りながら語り合った!

Sany0234

やがて我々は18:30発のフェリーに乗船し
次なる冒険の土地「香港」へと向かったのであった!
2度目の来訪にして
たいそう好きになってしまった「マカオ」!
そこに別れを告げるのは
なんだか悲しかったのだが
それほど心配はいらない!
どうせ翌朝には「エル・クラシコ」にて
「レアル・マドリード」が1-0で勝利し
「14倍の配当金」を受け取りに
また「マカオ」に戻らねばならないのだ!

Sany0105