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2012年5月

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2011年11月

2011年11月28日 (月)

小刻みな日本縦断

しばらくどこかにいた!
あまり小刻みに移動を続けたものだから
今自分がどこにいるのか何度も見失った!

まず私が「大阪」から出かけたのは
「金沢」だった!

『ニッポン無責任新世代』のツアー公演
隅から隅までひろがせていただいた「金沢」!
そんな「金沢」で来月!
私が全国を巡って開催している「ワークショップ」
通称「Royal Plant(ロイヤル・プラント)」
を開いてみようと思ったのだ!
しかしながら前回開催した「松本」とは違い
「金沢」の演劇人に一切知り合いはいない!
それどころか「金沢」に知り合いがいない!
いるとすれば飲み屋の大将「哲さん」ぐらいだ!
広告ちらしを作ったところで
どこに撒いていいのかも全くわからない!
ならば私が直接行って宣伝するしかない!
そんなわけで単身「金沢」へ向かったのだった!

ずいぶんと冷え込んでいはいたが
「金沢」の街は相変わらず私をわくわくさせた!
2つのラジオ番組に生出演させていただいた上で
有力ローカル紙「北國新聞」にもインタビューしていただいた!
それによってどれほどの宣伝効果が出たかはわからないが
恐らくは「なんだこの人?」と興味を持ってもらえるぐらいの事を
各所で喋る事はできたと思う!
そして同時に私の「ワークショップ」が
決して難しいものなどではない事も主張できたと思う!
12月7日から開催予定の
「Royal Plant 金沢」
素敵な才能に出会える事を心から楽しみにしている!
まだまだ参加者は募集中なので
是非ともこのサイト内「最新情報」にて
募集要項をご覧いただきたい!

かくして夕方には「金沢」での全てのスケジュールを終え
嬉しい事に翌日までのフリータイムを手に入れた!
なのでさっそく「金沢」をひろがせていただく!
まずは「世界のたばこ ハヤシ」へ!
「金沢」にある私の大好きな「たばこ」屋さんで
実に多くの「葉巻」を販売している!
私が最近愛煙している
「Villiger Premium No.6」
最初に出会ったのはこの「世界のたばこ ハヤシ」だった!

「葉巻」を扱うお店の店主は
どういうわけか全国的にみんなおしゃべりが大好きだ!
「葉巻」と言うと”ダンディで口数少ない大人が好む物”
という架空のイメージがあるのだが
寡黙な「葉巻」売りになどこれまで会った事がない!
「世界のたばこ ハヤシ」の店長も
「葉巻」に関してのおしゃべりは止まらなかった!
様々な品種の違いや保存方法!
上手な「葉巻」の吸い方や
道具に関する知識など
じっくり30分以上は喋っただろうか?
ふと見れば店の隅っこに
店主が書いた手書きの三箇条が掲げられていた!

「長寿の秘訣
 1.くよくよしない!
 2.コーヒーをたくさん飲む!
 3.おいしい葉巻を吸う!」

私はこの強引な三箇条をたいそう気に入った!
同時に私は自分がかなり長く生きるでろう事を確信した!

「世界のたばこ ハヤシ」からほんの少し歩けば
前述の「哲さん」が経営する大好きな居酒屋
「うまいぞいや哲」がある!
「久しぶりー!」
と玄関を開けると「哲さん」はなにやら無人無音の店内で
女の子のフィギュアを開封しているところだった!
特に深くは尋ねずに
お任せで料理と日本酒をひろがせていただいた!
冬の北陸に揚る魚は
身がしまっていてそれはそれはおいしい!
来月またそんな味覚に会えると思うと
「Royal Plant」そっちのけで嬉しくなってしまう!

前日あまり眠らずに出かけてしまったため
日本酒一杯でふらんふらんになってしまった私を
「どうしたの?
 後藤さん大丈夫?」
と気遣ってくれた「哲さん」!
ええ!
ホテルに戻ってひっくり返るように眠ってみたら
翌朝にはすっきり元気でしたとも!

翌日はお昼まで「金沢」をぶらぶらした後
特急「しらさぎ」に乗車して
まずは「米原」へ!

驚いた!
「金沢」という街は
「東京」へのアクセスがとんでもなく不便な場所だった!
2014年に開通予定の路線が通るまでは
「金沢」〜「東京」は5時間近くかかる!
開通すれば2時間半というのだから
どれほど寄り道せねばならないかは想像していただきたい!

なにしろ「米原」で「東海道新幹線」に乗り換えた私は
「東京」へと向かった!
到着してすぐに「白夜書房」「慶徳さん」と密会!
何の話し合いだったかは今は明かせない!

驚く事にその日のスケジュールはそれで完了!
「新宿」のホテルにチェックインし
翌日は朝から「上野」をひろぐ!
いつも通りに「ボート」を漕ぎ
「国立科学博物館」では
「ノーベル賞」レプリカを手に写真を撮影させていただき
受賞者気分で「アメ横」をぶらぶらひろいだ!

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やがて日が暮れ始めた頃
私は「上野」駅から「東北新幹線」に乗車した!
私の胸の中にはある大切な決意があった!
今年ももう終わろうとするそんな時期!
私にはどうしても今年中にやっておかなければいけない事があった!
そしてそれをするためには
どうしても「仙台」に行かなければいけなかったのだ!

2011年11月16日 (水)

2度目の頭突き

映画音楽の「サントラ盤」に関して
「あなたの好きなサントラを教えて下さい」
と募ってみたところ
沢山のメールを頂戴した上に
Piper掲示板には沢山の書き込みをいただいた!
この場にてお礼を申し上げたい!
それぞれに大切な「サントラ盤」があり
それぞれに「サントラ盤」を聴く用途があり
なんだか沢山の思い出を共有できたようで
すっかり嬉しくなってしまった私なのであった!
中でも驚いたのは
Piper掲示板に「遊気舎三代目」を名乗る男!
恐らくは「クボッティ」こと俳優「久保田浩」を呼び出せた事だ!
そうそう!
彼こそは幼い頃からの長年に渡る「サントラ盤」マニアで
その昔は二人でよく
「サントラ当てクイズ」などに興じたものである!
そんなクイズで私の相手になった者は
後にも先にも「久保田浩」だけだ!
近いうちにまた久々の勝負を挑みたいものである!

はてさて!
来年の仕事にあれこれ着手する中で
私はとあるユニークな人物と食事をする事になった!
「石丸謙二郎」
「石野真子」様!
「中山エミリ」
「川田利明」選手!
「水野真紀」
「田中律子」
「藤波辰爾」選手!
「小松政夫」親分!
さてお次は一体誰なのか?
そう!
年に一度のお祭りになりつつある
私が作・演出する「吉本新喜劇」
「王立新喜劇」の新作ゲストとして
またしてもかなり面白い人物に出演交渉を行ってみたのだ!
「新大阪」の居酒屋個室にて
「キャプテン・アメリカ」の異名を持つマネージャー
「サー・ストライカー北橋」と二人で彼を待った!
現れるのは今の日本で知らない人はいないであろう
伝説の黒人歌手だ!
私も「サー・ストライカー北橋」も彼には初対面!
かなり緊張しながら待つ事数十分!
やたらと声の大きいその黒人歌手は現れた!

「松崎しげる」氏だ!

「ごめんねー!
 待たせちゃったねー!
 ほんと申し訳ない!
 んで?
 これは何?」

初対面である事を一瞬で忘れさせる
ものすごいパワーを持った人物だ!
しかも「これは何?」と言われた!
彼のマネージャーがあわてて私に言った!

「すいません!
 ちょっとばたばたしてましたんで
 まだ何も話してないんです!」

これは面白い扉の開き方だ!
場所がせっかく居酒屋なのでまずは
「お酒は飲まれますか?」
と訪ねてみた!

「お酒ねぇ・・・
 もう62歳になったからねぇ・・・
 日本酒をねぇ・・・
 一升は飲むかな?」

よし!
そういう馬鹿げた飲み方をする人は大好きだ!
「明日はディナーショーがあるんで
 今日はあんまり飲んじゃだめですよ!」
とマネージャーに叱られている!
「うっせーよばーか」
とか言っている!
おかしいぞ!
明日のディナーショーのためなのか?
今夜の出演交渉のためではないのか?

かわいらしい女性店員が
「他になにかご注文ありませんか?」
と問うたびに「しげる」氏は
「そうねぇ君が欲しいかな?」
と言う!
何度かそれを経験するうちに
私はそれにため口で突っ込み始める!
「もういいからそれ!」

「しげる」氏と二人で日本酒を何合もいただく!
話題は「音楽」だったり「野球」だったり「サッカー」だったり!
なにしろ声の大きな「しげる」氏なので
少人数の個室からは大宴会の騒ぎが漏れていたに違いない!
いつの間にか「しげる」氏は初対面の私にまで
「ばーっかうっせーよ!」
とか言っている!
私は私で
「うっさくねーよ!」
とか反論している!
私はれろれろに酔い
「しげる」氏は更に濃い体色へと変化して行く!
同じ話が何度もループを始め
それに対して突っ込んだ私を
「ちょっと来いちょっと来い」
と呼ぶ「しげる」氏!
私はへらへらと顔を近づけると!

・・・ごっ!

重い音が個室に響いた!
両者のマネージャーが「あっ!」と言った!
ややっ!
私は頭突きを食らったぞ!
かなり痛かったのだが
不思議なフィーリングが私の心を駆け巡った!
なんだこの感触は?
作・演出家として「不意に頭突きを食らう」のは
これが初めてではない!
かつて私は「中山エミリ」からもそれを食らった事がある!
それは何かの稽古中だったはずだ!
何だったろう?
「王立新喜劇」だ!
その瞬間に私は仕事を思い出した!
私は出演交渉をするために「しげる」氏と飲んでいたのだ!

「んで実は新喜劇の話なんですけど・・・」

「しげる」氏は私の言葉をさえぎった!

「楽しみだよ!
 ほんっと楽しみ!
 歌も歌うの?
 絶対面白い事やらしてくれんだよな?
 嬉しいなぁ!
 楽しみだなぁ!」

なんだかよくわからないが
交渉は知らぬ間に済んでいたようだ!
「王立新喜劇」の次なるゲストとして
まずは東洋を代表するスーパーボーカリストにして
とんでもない飲んだくれとの契約を結ぶ事に成功したのだ!

Matsu

さーて!
そんなこんなで日々をひろいでいる私は
本日からしばらくひろぎの旅に出る!
今日の昼にはなんと「金沢」をひろいでいるはずだ!
来月に企画している私の「ワークショップ」
「Royal Plant 金沢」の参加者募集プロモーションとして
『金沢もしもし探検隊』
『げつきんワイド!おいね★どいね』
という2つのラジオ番組に生出演させていただく!
そこから「東京」での仕事をひろぎ
その後は久しぶりの「仙台」に向かってみたい!
ならばついでに実家「山形」にも行ってみるべきだ!
いかなるひろぐが私を待ち受けているのか?
どきどきに楽しみである!

2011年11月15日 (火)

猿と大尉 (Ape & Captain)

あまりに驚き過ぎて椅子から落ちそうになった!

それは昨晩
久しぶりにマネージャー「サー・ストライカー北橋」
飲みに行ったバーでの事だった!

「大王があんまり褒めるんで
 僕も『猿の惑星』見に行ったんですよ!」

『猿の惑星:創世記』
『イップ・マン』
『ピラニア3D』
私の中での今年の最優秀映画作品候補だ!
いまだに最優秀作品を選べずにいるが
いずれの映画も今年の私をおおいにひろがせた名作である!
中でも『猿の惑星:創世記』は
私以外の誰が見ても心震える映画に違いない!
見終えた直後には
自分が猿だか人間だかわからなくなる錯覚を起こさせる作品
『猿の惑星:創世記』!
「サー・ストライカー北橋」も
ずいぶんと心震えてくれた事だろう!

しかし!
”どうだったね?”
と言う私の期待いっぱいの問いに対する
「サー・ストライカー北橋」の答えは
驚くべきものだった!

「行ったんですよ!
 行ったんですけどね!
 なかなか猿が出て来えへんのですよ!」

ん?
あら?
そうか?
オープニングが確か
ジャングルでの恐ろしい猿狩りだったのではなかったか?

「なんか薬品の話がすごいとか言ってたでしょ?」

はい!
言った!
「アルツハイマー」の薬の話をした!

「なんかすごい手術のシーンがあってね!
 手術したらなんかすごい物に変わるみたいな台詞があってね!」

あったか?
うん!
あってもおかしくはない!
確かに投薬ですごい物に変わる!

「ははあん!
 さてはこの人間が手術で猿に変わるんやな?
 と思って見てたんですよ!」

・・・はい?

「そしたらね!
 そいつがめっちゃマッチョになってね!
 戦争に出かけるじゃないですか!
 んでね!」

ストップ!
止めろ!
話をするな!

怒りなのか哀しみなのかはわからない!
何か得体の知れない感情が私の心を支配した!
私は深呼吸をして心を落ち着けた!
そして尋ねた!
「サー・ストライカー北橋」よ!
君が見たのは
・・・『キャプテン・アメリカ』だな?

「ですよねぇ!」

ここだ!
ここで私は冒頭に記した通り
椅子から転げ落ちそうになったのだ!
こういう事があるのか?

私の兄「よっと」も幼い頃
祖母に連れられ『ガメラ』シリーズの一作品を見ようと
映画館を訪れたが
祖母が入場口を間違えたために
何やら男女による深い愛憎劇を
「ガメラが出ない!
 ガメラはまだか?」
と期待しながら
最後まで見終えた事があったと聞く!
しかしそれは何かにつけて不親切だった1970年代初頭の
幼い少年と老いた女性に起こった話!
ゼリーのパッケージ一包ずつに
”子供と老人は食べてはいけません”
と表記されるみだりに親切な21世紀に
まさか同様の事件が起こるなどとは考えてもみなかった!
しかもあまりに近しい関係にある私のマネージャーに!

彼は私以外に「笑福亭仁鶴」氏も担当しているマネージャーだ!
いつの日にか
『バラエティー生活笑百科』のスタジオ入り時間などが
私に知らされたりはしないかと
今からわくわくしている!

そう言えば最近
不思議なメールが私の携帯電話に送信されて来た!
それは舞台作品『スリー・ベルズ』に出演してくれた
子役にして漫才師でもある
「たいが」こと「安保泰我」君からのメールだった!

「明日早く集合してネタ合わせしない?」

いつの間にか私に対してため口になっている上に
私とネタを合わせたいと言う!
集合場所も知らなければ
”早く”の基準となる入り時間すらも私は知らない!
これほど短い文の中に
これほど多くの身に覚えのない言葉を含めた「たいが」は
”謎かけ師”としてなかなかの腕前と見た!
とにかく行くだけ行ってみようと思ったのだが
直後にものすごく謝罪する「たいが」からのメールを受信し
事なきを得たのであった!

そんなこんなでふと思い出した!
20年ほど昔の話だが
当時大学生だった私の趣味は
「かかって来る間違い電話を切らない」
というものであった!
出前の注文であればちゃんと最後まで聞いたし
見知らぬ会社からの怒りの電話には
「ハクション大魔王」の物真似でとにかく謝り続けた!

ある時
一人の青年から女性を訪ねて間違い電話がかかった!
私は即座に泣き真似をはじめ
彼女が亡くなった事を告げた!
彼は何も言わなくなった!
私が”もしもし?”と訪ねても
何の応答もなくなった!
そして電話は切れた!

彼が元気であることを
20年間祈っている私である!

2011年11月 9日 (水)

ひろひとサントラ・チャート

私が所属する謎の5人組Piperが
無料配信しているメール・マガジン
「週刊Piper」
メンバーによるリレー連載がずいぶんと滞りがちで
ちっとも週刊になっていないところが魅力だ!
そんな「週刊Piper」リレー連載で
昨日は私が書いたコラムを配信した!
「映画のサウンドトラック盤」について書いた物で
文章の最後に
「あなたの好きなサントラを教えて下さい」
と書き添えたところ
実に多数のメールを頂戴した!
『ひろぐ』にてお礼を申し上げたい!

そんな中でも
映画好きなお母さんの話を交えて
丁寧な文章のメールを送信してくれた
ニックネーム「おくら」さん!
確かにあなたのお母さんが欲しがっていた
『ブラザー・サン シスター・ムーン』のサントラは
「なぜ発売されないんだ!」
と昔から映画ファンの間でもめていた事を私も記憶している!
どうやら主題歌を歌った「ドノヴァン」による
権利問題のいざこざが原因と言われている!
とんだ”吟遊詩人”だ!
そのためこの映画のサントラ盤は
「ドノヴァン」の歌唱曲を除いた
リズ・オルトラーニによる楽曲(スコア)
だけを納めた物が本国イタリアで発売されただけに終わった!
けど!
21世紀となった今では
「ドノヴァン」名義による幻のサントラ盤
『ブラザー・サン シスター・ムーン』が
iTunesミュージックストアでダウンロード販売されている!
とんだ”吟遊詩人”だ!
「Donovan」
「Brother Sun Sister Moon」
で検索すればすぐに見つかるだろう!
これで「おくら」さんのお母さんにも
きっと喜んでもらえるに違いない!
そんなわけで「おくら」さんの影響を受けて
私もさっそくダウンロードしてみる事にした!
が!
ややっ!
このiTunes販売には問題があるぞ!
なぜか曲名がめちゃくちゃだ!
コメント欄には激怒する楽しい書き込みがいくつかあるので
購入をお考えの方は是非ともご参考に!
なおリズ・オルトラーニによるスコア盤は
ヨーロッパのみでのCD化につき
入手はなかなか難しいのであった!

はてさて!
「チャック・ノリス」主演作のサントラ盤収集
という奥深い作業に取りかかってしまった今の私は
さすがに危険な領域まで踏み込んでいる事を自覚している!
『野獣捜査線』や『デルタフォース』のサントラを愛聴し
全ての出演作を通して表情が2つぐらいしかない
「チャック」を気取りながら自転車を飛ばしてひろいでおるのは
今の日本で私だけであろう!
とにかく最近の書斎「LEVEL 4」で流れているのは
「カントリー」でも「ポルカ」でも「落語」でもなく
「サントラ」なのだ!

自分のお金で最初に買ったレコードは
「ジョン・ウィリアムス」による『スター・ウォーズ』
「メイン・タイトル」を収録したシングル盤だった!
という事は『スター・ウォーズ』の日本公開年である
1978年の事なのだろう!
私は小学校4年生だ!

Star_wars

次に自分で買ったレコードを思い出す事も容易だ!
なぜなら同じく『スター・ウォーズ』の
「エンド・タイトル」を収録したシングル盤だったからだ!
そこからスタートし
とにかく「サントラ」を買いあさるようになった私は
2年後の1980年!
『ブルース・ブラザーズ』の「サントラ」を
映画公開のずいぶん前に購入した!
そして私の「サントラ」収集はそこで終わった!
なぜなら興味が
『ブルース・ブラザーズ』の「サントラ」に収録されていた曲
もしくはゲスト参加するミュージシャンへと移り変わって行ったからだ!
つまり私は小学6年生の時点で
「レイ・チャールズ」
「ジェイムズ・ブラウン」
「アレサ・フランクリン」
「キャブ・キャロウェイ」
更には「ウィルソン・ピケット」や
「オーティス・レディング」や
「サム&デイブ」といった
「アトランティック・レコード」を代表するミュージシャン達に触れ
「R&B(リズム・アンド・ブルース)」の世界へと
猛突進して行ったわけである!
そんなレコードを探しに「レコード屋」に通っていると
時代は「パンク」ブームの終焉期!
そこには「エルヴィス・コステロ」がいて
「ザ・スペシャルズ」がいて
「マッドネス」がいるわけだ!

ああ楽しい!
こんな話をひろいでいると
手が止まらない!

なので止める!

つまり「サントラ」ばかりを聴いている昨今を
”音楽人生が一周した!”
と考えている私なのだ!

所持する音楽を管理しているソフト「iTunes」で見る限り
私のコンピュータには
4万曲を越える音楽が納められているようである!
そしてそのうちの約1万3000曲が
「Soundtrack」というジャンル名で分類されている!
つまり全体の3分の1が映画の「サントラ」だ!
ではそんな「サントラ」だけを再生回数順に並べてみよう!

その結果はあまりにも意外だった!
ちょいと自分で笑ってしまった!
なのでここにその上位5曲を記載しておこう!

第1位 "Go Speed Racer Go!/Ali Dee and The Deekompressors"
    映画『スピード・レーサー』主題歌
    再生回数 65回

第2位 "On Golden Pond/Dave Grusin"
    映画『黄昏』主題曲
    再生回数 52回

第3位 "You Know My Name/Chris Cornell"
    映画『カジノ・ロワイヤル』主題歌
    再生回数 51回

第4位 "Theme from Jurassic Park/John Williams"
    映画『ジュラシック・パーク』主題曲
    再生回数 47回

第5位 "Back To The Future Main Theme/Alan Silvestri"
    映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』主題曲
    再生回数 46回

最上位はてっきり
「エンニオ・モリコーネ」や「ジョン・バリー」や
「ジェリー・ゴールドスミス」や「バーナード・ハーマン」といった
「サントラ」の名匠達による作品だとばかり思っていたが
驚く事に最も多く再生された「サントラ」曲は
『マッハGo!Go!Go!』のハリウッド版ではないか!
映画の内容はまったく記憶にない『スピード・レーサー』!
しかしどういうわけか
「ひろひとサントラ・チャート」では
後続を寄せ付けぬ独走を見せているのであった!
そんな上位5作品をじわじわと追いかける
「エルヴィス・コステロ」の『SHE』や
Mobyの『Extreme Ways』や
「ジャッキー・チェン」の『香港国際警察』!
今後の「ひろひとサントラ・チャート」にご注目いただきたい!
あれ?
全然名匠が出て来ない!

では『週刊Piper』と同様に
ここでも皆さんに呼びかけてみよう!
あなたの大好きな「サントラ」は何ですか?
Piperホームページの掲示板(BBS)で
是非とも教えて下さいな!

そうそう!
来月に「金沢」で予定している私の「ワークショップ」
「Royal Plant 金沢」
受講者を広く募集中!
私なりの私にしかできない物事のとらえ方を授けます!

2011年11月 8日 (火)

戦争の深い傷跡

その昔!
学校の中は2つの派閥に分断されていた!

一派は”後にカーメル市長となる長身の男”
「クリント・イーストウッド」
と呼んだが
対抗する一派は
「クイント・イーストウッド」と呼んだ!
”イタリアの種馬”の異名を持つボクサーを
自作自演した期待の無名俳優を
「シルベスター・スタローン」
と呼ぶ派閥に対し
「シルベスター・スターロン」
と呼ぶ派閥が闘いを挑んだ!

「ロバート・デュバル」vs「ロバート・デュヴォール」!
「スタンリー・キューブリック」vs「スタンリー・クーブリック」!
「マーチン・スコシージ」vs「マーチン・スコセッシ」!
それらの壮絶な闘いは
「ロードショー×スクリーン戦争」
と呼ばれ長きに渡って争われた!

なにしろ元がアルファベットなため
そこに当てられるべきカタカタの正解など
あろうはずがない!
ハリウッドからの最新情報として
ヒット作のニュースを得た際
役者の名前に
「Dan Aykroyd」と表記されていたら
「ダン・アイクロド」でも
「ダン・エイクロイド」でも
なんら間違いはない!
『ロードショー』と『スクリーン』という
当時のメジャー映画雑誌二誌は
そんなカタカナ表記で意地を張り合った!
そもそもどちらの雑誌を愛読するかで
既に意地を張り合っていた映画ファンの少年少女達は
役者の名前を呼ぶ事によって
愛読する雑誌をアピールし合ったのである!
かくして
「ロードショー×スクリーン戦争」が勃発し
現在「私ぐらいの年齢」の映画ファン達に
無意味に大きな傷跡を残したのであった!

試しに80年代に公開された映画
『ベストキッド』の主人公を演じた俳優の名前を
最寄りの40代にかたっぱしから尋ねてみるといい!
全部で3種類の答えが得られる事だろう!

「ラルフ・マッキオ」
「ラルフ・マッチオ」
「忘れた」

これこそが「ロードショー×スクリーン戦争」の傷跡である!
彼の名前をアルファベット表記すると

「Ralph Macchio」

である!
ならば普通に読んで「マッチオ」が正解なはずだ!
と思いきや
最後の部分の綴りは
ゼペット爺さんによって作られた木製人形
「Pinocchio」と同じ綴りなのだ!
それを「ピノッキオ」と呼ぶ以上は
「ラルフ」も「マッキオ」でなければいけない!

「ロードショー×スクリーン戦争」の戦後となった現在
彼の名前は「マッチオ」に統一された!
今となってはどちらが「ロードショー」で
どちらが「スクリーン」だったのかもわからない!
そう!
”戦争に勝利者などいない”
という誰かの名言(多分チャップリンかヨーダ)が
この戦争の全てを語るのである!

私だけが従う哲学「ひろソフィー」には
時折まったく役に立たない一節が記されている!

「”キリスト”と呼ぶなら”キリスマス”を祝え!
 ”クリスマス”を祝うなら”クリスト”を讃えよ!
 たすきをかけたいのなら何も祝わず年末大掃除をするがいい!」

アルファベットをカタカナで記す事は容易ではない!
多分それぐらいの事が言いたい「ひろソフィー」なのだろう!

『ベストキッド』シリーズを立て続けに5本見た!
実際のシリーズは4本までしかないのだが
最後は「ジャッキー・チェン」によるリメイク版で
私が一昨年見た映画の中で最高の映画である事を示す
「ひろひと映画大賞」を授与した作品だ!

「ラルフ・マッチオ」が主演する
1本目から3本目までは
かなりな”ぺけぽんムービー”であり
私はすさまじまでにひろいでしまった!
日本人のひげのおじいさんのうち
3人に1人は似ていると言われる
「ノリユキ・パット・モリタ」演じる「ミヤギさん」!
彼からさんざん空手を習っておきながら
最後は”鶴の拳”というカンフー技で勝利する
まさに大どんでん返しの一作目『ベストキッド』!
卑劣な空手道場”コブラ会”から守るべきものが
”正義”なのか”盆栽”なのかわからなくなる
『ベストキッド3/最後の挑戦』も
とんでもない破壊力を持っているのだが
『ベストキッド2』はシリーズ中最高にひろぐ作品だ!
「沖縄」を舞台に
燃え上がるような「あちゃニーズ」
(私なりの映画用語で”あちゃらかな日本人”もしくは”日本語”の意)
の極みを見せてくれる!
見た事もない日本文化!
日本だと言い張るタイかベトナムの雄大な美しい景色!
相変わらずのへんてこ空手!
なのにお茶を立てるシーンの茶道だけが完璧!
あまりに知らない日本ばかりで
見ているうちにすっかり外人になってしまうような名作だ!
あれを見て日本に憧れて来日してしまったアメリカ人に
何と言って詫びようか今からそわそわしている私である!

最近アメリカのテレビドラマ
『NCIS』にはまってしまっている!
さっそく『NCIS』を製作放映するテレビ局
「CBS」のホームページで
こんな買い物をしてしまった!
これで私も特別捜査官として現場検証に出向く事ができる!

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2011年11月 1日 (火)

今日もどこかでポーグマホーン!

いつだって日本中の色々な場所でひろいでいるくせに
それらは全て舞台公演ツアーのついでだったりするわけで
実のところを明かすと
後藤ひろひとという人は
自分で特急電車の切符を買ったり
自分で「ホテル」を予約したりした経験がほとんど無く
いっぱいに緊張してしまう人物なのである!

そんな私がぶらりと
プライベートで「名古屋」に行ってみた!
目的は「名古屋」在住の女優
「日坂朱里(ひさか・あかり)」が主演・プロデュースする
『ダブリンの鐘つきカビ人間』
を観劇するためである!

『ダブリンの鐘つきカビ人間』とは
私が1996年に劇団「遊気舎」を引退する際に書いた脚本だ!
なのでかれこれ15年も昔の作品である!
後にPARCOプロデュースでも新バージョンが2回上演され
私のプロフィールなどを見ても
必ず記載されているところを見ると
いわゆる”代表作”として認めていただいている作品なのだろう!

どきどきしながら「上本町」駅に向かい
近鉄特急「アーバンライナー」の切符を買った!
驚いた!
「難波」「上本町」「鶴橋」という
いずれも我が家の近所にあり
歩いても移動できる3駅に停車したら
その次の駅は「名古屋」だと言うではないか!
そんな大雑把な乗り物があったのか!
名作『あしたのジョー』の対戦相手で例えれば
不良→チンピラ→少年院の看守→ホセ・メンドーサ
のような並びである!

しかしどうにも快適なこの「アーバンライナー」!
私はすっかりファンになってしまった!
車体のカラーリングやデザインが優れている事のみならず
全車両内に設置されたテレビモニタには
なんと!
先頭車両に取り付けられたライブカメラの映像が
常に映し出されている!
なのでどの車両に乗車していても
自分が操縦している気分でいっぱいだ!
どれほど粋な人によるアイディアなのだろう!
これを提案した人と
それにゴーサインを出した人には
「後藤ひろひと運輸賞」と共に
白いギターを進呈したい!

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「新幹線」ならば1時間もかからない
「大阪」から「名古屋」なのだが
「アーバンライナー」の乗車時間は約2時間だ!
しかしなんならもう1時間乗っていたいと思える
そんな素敵な乗り物に巡り会ってしまった!

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はてさて!
決して「鉄道マニア」ではないとの注釈を付けながら
「アーバンライナー」をひろいだ私は
やがて「名古屋」に到着した!
公演会場である名古屋市北文化小劇場は
「黒川」という場所にあった!
奇麗でこじんまりとした200席ほどの気持ちのいい劇場だった!

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客席に着いた私はものすごく緊張していた!
自分が書いた作品を客席で見る時には
いつだってそうだ!
恐らく自分の新作舞台の初日よりも緊張する!
自分の舞台の初日であれば
何かトラブルが起こったり
客席がまったく盛り上がらなかったとしても
自分がそこにいる以上は
なんとかできると思っている!
しかしながら客席で見ている状況であれば
何の手出しもできない!
トラブルがあっても
野次が飛んだとしても
ただひたすら眺める事しかできない!
きっとその壁を感じるがゆえの緊張なのだろう!

かくして舞台はスタートした!

荒野に建つ霧に包まれた屋敷の中で
道に迷った男女の旅人と
屋敷の主が会話を交わす!
家主はその土地がかつてはたいそう栄えた街だったと言い
自分はその街の市長だったと言う!
やがて霧の中から聞こえて来る鐘の音!

「不思議だねぇ・・・
 ずっと鳴り続けるんだよ・・・
 鐘なんかもうないのに・・・
 誰が・・・突いてるんだろう?」

私が「ヴィンス」と呼んでやめない
大好きな俳優「ヴィンセント・プライス」をイメージして書いた
「市長」の言葉が語られると
そこから舞台は病に冒された不思議な街へと変わって行く!

知っている!
私はどの俳優が次に何を言うのか何をするのか
全てを知っている!
だけど舞台の上にいる俳優達の顔を
「日坂朱里」以外誰も知らない!
これは私をとても不思議な気分にさせる!
「記憶」になんらかの障害が起こっているのか?
とまで感じさせてくれる!
見ていると
ところどころで私の記憶にない言葉が飛び出す!
今回のプロデュースにおけるアレンジ部分だ!
そんな記憶にない言葉に時折はっとしながら
私は今と昔とを行ったり来たりした!
懐かしくて新しい
そんな珍しい時間を体感した!

クライマックス最後に
主人公「おさえちゃん」
奇跡の剣「ポーグマホーン」を振り上げて叫ぶ!

「奇跡なんてくそくらえ!
 ポーグマホーン!」

そしてその剣で自らを貫く!
ふと見渡せば多くのお客さんが涙していた!
私はこれまでその涙を舞台の上でしか知らなかった!
これほどまでに観客席の心を動かす世界を書いていた事を
実はよくわかっていなかった!
しかし客席にいる事によって
何か不思議な幸せをいっぱいに感じた!

これまで世界で一番多く
「おさえちゃん」と「カビ人間」の死を目撃した人物は
間違いなくこの私だ!
しかし生まれて初めて客席から見た
「日坂朱里」が演じる「おさえちゃん」の死は
私にとって少々特別な物として感じられた!
「日坂朱里」以外のキャストにもスタッフにも
何も知らせずに突然観劇に訪れ
たいそう驚かせてみようと「名古屋」まで行ってみた!
なんだか怖い原作者のふりをして客席にいてみたかった!
しかし意外にも
私が見上げた舞台にいたのは
15年前の私であり
そこに至るまでの私であり
そこから今に続く私だった!
そんな様々な時間の私から
未来の私を見つけて行こうと感じた!

かくして朝の3時まで
打ち上げに参加させてもらって大騒ぎ!
「名古屋」の俳優達といっぱい語り合った!
この作品で俳優を引退するという「真奈美」を演じた女優に
たまたま着ていたトッテナム・ホットスパーのミッドフィールダー
「ラファエル・ファン・デル・ファールト」
「ユニフォーム」を進呈した!
なので帰りはずいぶん寒かった!

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翌日「アーバンライナー」で帰宅した私は
書斎「LEVEL 4」のクローゼットを開けて
ある物を取り出した!
PARCOバージョンの『ダブリンの鐘つきカビ人間』で
実際に使用した奇跡の剣「ポーグマホーン」だった!
なんだかふと見てみたくなったのだ!
1000人斬ると奇跡が起こるという「ポーグマホーン」!
しかし本当の奇跡は
上演されるたびに悲しく死んでいく「おさえちゃん」と「カビ人間」が
15年経ってもなお日本のどこかで
また出会っては恋に落ちる事なのである!

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ついでに
番組『メイド・イン・カンサイ』
鉄道カフェにロケに行った際に頂戴した
「アーバンライナー」の「プラレール」
デスクに飾ってみた!
仕事で「名古屋」に行く時には
「アーバンライナーで行かせて下さい!」
と頼む
面倒にしてエコノミックな作家になりそうな予感でいっぱいの秋である!

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