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2012年5月

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2009年2月10日 (火)

司会者の秘密

昨日のグラミー賞は燃えに燃えた!
ポルカ部門は案の定
ジミー・スターが受賞!
ジミーはこれで「4回連続受賞」を4回果たした事になり
ポルカ賞の歴史は26年のうち18回が
ジミーの受賞となった!
グラミー賞を主催するNARAS会長ニール・ポートナウ氏と
ジミー・スター本人に向かって私が叫ぶ
「もういじゃん!」
という声はいつの日にか伝わるのだろうか?
そうは言いながらもさっそくネットで
ジミーの今年の受賞作
『Let The Whole World Sing』を注文!
届き次第またその感想をお聞かせしよう!
恐らくは「いつものすっちゃか」以上のコメントは無いと思う!

私が「怪しい」とにらんだ通り
ロバート・プラントとアリソン・クラウスによる
『Raising Sand』が
最も権威ある"Album of The Year"を受賞!
元レッド・ツェッペリンのロバート・プラントこそ
ロック界のスーパー・レジェンドではあるものの
アリソン・クラウスはカントリーの
しかも私がここ数年のめり込んでいる
ブルーグラスの歌手である!

グラミー賞授賞式の模様はWOWOWで生中継されていたのだが
司会を務めたジョン・カビラ氏と八木亜希子女史には
おおいに笑わせてもらった!
二人とも完全に身の回りの音楽にしか精通しておらず
「カントリー」という言葉が出ると
「ええ」とか「ほう」とかしか言わなくなる!
コールドプレイやリル・ウェインの話になると
「いっやぁー!やりましたねぇ!」とか
「うーん残念!」とか
まるで国際競技での日本人アナウンサーのように興奮し
ものすごく語るのだが
レディ・アンテベラムやテイラー・スウィフトといった
カントリーの歌手が登場すると
何かに怯えるように
「ああ」とか「おお」とかしか言わなくなる!
ロバート・プラント&アリソン・クラウスに関しても
「これでツェッペリンの再結成とかがあったりして」
といったプラントに対するすっとんとんな事ばかり語り
朝9時半から昼の2時まで続いた生中継の中で
アリソン・クラウスについて語ったのは
「アリソン・クラウスは受賞してもコメントを語りませんねぇ。」
の一言だけだった!

わざわざLAの授賞式会場まで行っての中継だったので
二人がいるスタジオにはなんと
カーペンターズのリチャード・カーペンターが
ゲストで登場した!
すっかり老いてダミ声になってしまったリチャードだったが
さすがに大ベテランで伝説のソングライターだけあって
そのコメントは実に的確だった!
更には"Record of The Year"の受賞者を発表前にズバリ
「プラント&クラウスだろうね!」
と言い当てた!
全てのセレモニーを終えた後でカビラ氏はリチャードに問うた!
「授賞式の中で最も印象に残ったパフォーマンスはどれですか?」
リチャードは迷う事なく
「そりゃケニー・チェズニーだよ!」
と答えた!
昨年ウェイラーズをフィーチャリングして
カントリー歌手でありながら
名曲『Everybody Wants To Go To Heaven』という
レゲエナンバーを大ヒットさせたカウボーイである!
するとカビラ氏は何か困ったような顔をした!
そして聞いた!
「どこが?」
どこがもそこがもない!
私はシュガーランドの『STAY』に一番感動したのだが
ケニーの『Better As A Memory』は
それに続く素晴らしさだった!
なんとあんぽんちんかんな質問なのだろう?
「どこが?」

「どこが?」と聞かれたリチャードは答えた!
「歌詞とメロディと演奏と歌声!」
するとカビラ氏は「ほう」とだけうなり
「ジョナス・ブラザーズとスティービー・ワンダーはどうでした?」
とあわてて話題をそらすかのように聞いたのだ!
なぜだ!
なんかいけないのかケニー・チェズニーだと!
音楽を生活のBGMに使うだけでなく
「今からこのアルバムを聴こう!」
と目をつむって聴く私のような習慣を持つ人達からすれば
子供の3人兄弟がかっこよくギターを弾いて歌う事が売りの
ジョナス・ブラザーズなど
そもそもまだ「音楽」のうちには入れていない!
恐らくリチャードがウソ抜きで答えてもよかったのならば
こう言っただろう!
「あのジョナス・ブラザーズってのがいなきゃもっと良かったろうね!」

そんなやりとりを聞いていて私は直感した!
カビラ氏と八木女史は
きっとアメリカ開拓時代に
家族や友人の多くをカウボーイに殺されているのだ!
もしくは二人とも芸能界に進出するまでは
「牧場を継げ!」
と言われてたに違いない!
そう考えながら改めて頭の中で番組を思い出すと
全てが納得のいくものになったのだ!

そんな事を思いひろぎつつ
今日の「顔認識」
Photo