リアル・コメディアン
「アドレスを変更しました!
陣内より!」
かーなり不可解なメールだ!
一昨日一緒に蕎麦屋さんで飲んだくれた
「孝則」氏なのか?
メールなんかくれないくせに
月に一度はアドレス変更ばかりを知らせて来る
「智則」君なのか?
謎は深まるばかりである!
とりあえず敬語で返事を打ってみようと思う!
けど「智則」君の方なら
私に敬語を使わせた事を「失点2」としよう!
「失点」が5まで溜まれば
藤原紀香の真後ろでK-1を観戦させてもらおうと思う!
ちなみに「智則」君は
彼が司会を務める関西ローカルの情報番組
『週刊プラチケ』において
現在公演中の私の作品
『ベントラー・ベントラー・ベントラー』を
『ベントレー・ベントレー・ベントレー』
と紹介した事で既に「失点1」をくらっている!
K-1までの猶予はあと2ポイントだ!
そんなわけで本日は観劇に
「問題児」石丸謙二郎が現れた!
シリーズ作品でもある今回の新作!
石丸謙二郎には『Spooky House』という
シリーズ第1作に出演してもらった!
「自分のセリフであくびをした事件」も
『Spooky House』での事であった!
「急いで北京から来たよぉ!」
どこまで本当かわからない彼だが
落ち着いて話を聞いてみるとどうやら真実だった!
中国から出国できたという事は
さほど北京では問題を起こしてはいなかったようだ!
彼は開演前の楽屋に現れるなり
なにやら不気味なおもちゃを取り出して
「ほらほら見て!
これ!
大王だよ!」
と大騒ぎ!
しかしその大騒ぎのまま
テーブルに置かれていた空気圧ロケットカーに注目!
先日『ひろぐ』でも紹介した学研からの花に
挿入されていた『科学のタマゴ』の付録だ!
「うわー!
すげー!
すげー!」
そんな悲鳴を挙げながら
彼はどこかに消えて行った!
楽屋が静かになった事にホッとしたが
いやいやそれではいけない!
つまりはどこか別の場所で誰かに迷惑をかけているはずだ!
私は楽屋モニターのカメラを切り替えて
石丸謙二郎を探した!
しかしどこにも見当たらなかった!
しばらくして
「すげー!
すげー!」
と叫びながら
また奴が帰って来た!
どこにいたのかを聞こうとしたが
それより早く『仮面ライダー電王』の映画版の話を始められた!
いつでもどこでも彼の周囲3メートルは
文化祭前日と牛追い祭当日の空気に包まれている!
『ベントラー・ベントラー・ベントラー』東京公演も
残すところ2日間だけとなった!
やがては仙台にてその大千秋楽を迎えるわけだが
私にはのんびりしている暇は無い!
なにしろ続いては王立新喜劇にて
石丸謙二郎を作・演出せねばならないのだ!
そんな石丸謙二郎なのだが
私の中では
生涯をかけて探し続けている
数少ない「リアル・コメディアン」の一人だ!
以前の『ひろぐ』で『コメディアン最強説』を説いた通り
私は「コメディアン」が「俳優」よりも上の仕事だと
確信している!
そして石丸謙二郎が「コメディアン」と呼ばれるべき
貴重な一人であると断言できる!
私が「リアル・コメディアン」と認めているのは
今の日本ではほんの数人!
しかし今回の王立新喜劇には
もう一人の「リアル・コメディアン」
内場勝則氏も参加してくれる!
石丸・内場両氏とも私のプロデュース王立劇場では
おなじみのメンバーだが
私は現場でその二人が揃うたびに
猛烈な興奮をひろいでしまうのだった!
たった2ステージだけの
リアル・コメディアンによる共演を
是非とも笑いの殿堂なんばグランド花月にてご覧いただきたい!



